
こんにちは。
不定期更新ブログです。
今回のテーマは「他覚的検査とは?」です。
一般的にオートレフと呼ばれいている機械では眼の屈折異常を数秒で測定する事ができます。
お客様の見え方ではなく眼底から反射してくる光を光学的に解析して屈折状態を測定する事から他覚的測定と言われています。
最近のオートレフはとても高い精度で屈折値を割り出す事ができますが、実際に自覚的検査(視力表等を用いて細かくする検査)を行うとオートレフと異なる数値になる事がほとんどです。
とある有名店で数カ月前にお作りになったお客様が、眼鏡の具合が悪いから当店で眼鏡を作り直したいとご来店いただきました。
そのお客様のお作りなった眼鏡の度数とオートレフで測定した度数がほぼ一致しておりましたが、細かく自覚的検査をするとオートレフの度数では視力は出るけどそのお客様には最良の度数ではありませんでした。
検査後に「こんなに細かく検査されなかった」とおっしゃっていました。
短時間で細かい検査を省き、【ただ視力がよく出るだけの眼鏡】を提供するのか?
時間はかかってしまいますが、きちんと検査をして【出来る限り最良の眼鏡】を提供するのか?
お店ごとに色々な考え方や環境や方針があると思います。
当店では後者の出来る限りの最良の眼鏡を提供したいと思っています。
その結果、今までの眼鏡と全く度数が変わってしまう事も少なくありませんが、お作りいただいたお客様には喜んでいただいております。
これからも、おひとりおひとり丁寧に対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。
下見・ご相談だけでもお気軽にご来店ください。
河崎眼鏡店 店主 河﨑
※ブログトップページの写真は我が家の猫がセクシーなポーズをしているだけです(ブログの内容とは一切関係ありません)